50週目となりました!ブル・ベアパワートレード!
孝之(タカユキ)です!
一時的な押しは覚悟・・・と言っていましたが、
一時的とはとてもいえない下げに見舞われてしまいました・・・
1円以上の急落で、3つの買いポジションはまた全マイナスへと転落してしまいました。
きっかけになったのは、ミシガン消費者態度指数という小規模な経済指標でしたが、
その背後にはコロナウイルスのデルタ株感染拡大があるのは明らかですね。
ドル/円続落、108円台に接近中!「強いアメリカ」は終わるのか?(トウシル)(注1)
さらに米軍のアフガン撤退による地政学的なリスクもあり、
ダブルパンチならぬトリプルパンチになっちゃいました。
前回も指摘していましたが、
ベアパワーに爪の振り上げが出ており、利確またはドテン売りのサインが点灯していました。
サイン通りに利確、そして売りとすると、ここになるので、
今回はブル・ベアパワーがばっちり機能していたということになりますね。
そして、これらが機能しているということは、
かなり強固なレンジ相場だということです。
なのでレンジ下限付近である今の位置は、なかなか良い買いポイントということになります。
まあ、既に買いを置いてあるので動きませんが・・・
紛争などの地政学的リスクが為替に及ぼす影響は一過性のもの、というのがセオリーです。
なので、落ちてもそこまで慌てはしませんでした。
その後、予想通りにドル円はかなり戻して、50日線の手前まで復帰。
いつもこの50日線が重要なラインになりますね。
結局、50日線に一瞬、手をかけたものの、まったく超えられずに跳ね返されました。
アフガンの影響を除いた現在のリスク評価はこの水準ということですね。
ベアパワー、ブルパワーはどっちつかずという位置です。
少し動けば、売りと買い、どちらにもすぐ反応しそう。
ここからの展望ですが、かなり不透明になってきました。
ファンダメンタルズではかなり下向き。
株安債権高という状況になっており、リスク回避の動きが鮮明になってます。
債権高なので金利が低下し、それがドル円を直撃してますね。
ただ、8月の終盤にはジャクソンホール会議があり、
そこでテーパリングについての発表がある、とされています。
これは上向きの材料ですね。
基本的には上だと思うのですが、ジャクソンホールでネガティブサプライズがあると、
いま持っているポジションの処分も検討しないといけないかも・・・
まあ、全ては来週の動向次第ですね。
では
次回をお楽しみに!
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