XM.COM Logo
XM.COM Logo
Home » ブログ » 何も起こらなかったジャクソンホール・・・雇用統計でさらに状況は悪化する?
更新: 2021年09月14日

何も起こらなかったジャクソンホール・・・雇用統計でさらに状況は悪化する?

52週目となりました!ブル・ベアパワートレード!

孝之(タカユキ)です!

大きな期待をかけていたジャクソンホール会議でしたが、

事前の盛り上がりには欠けました。

それでもサプライズがないかなあ・・・なんて思っていましたが。。。

やっぱり何も起きませんでした!

はぁ・・・

というかちょっと期待されてたぶん、下げ気味になってますね。

ジャクソンホールのパウエル議長、何が良かったのか(幻冬舎ゴールドオンライン)(注1

会議の結果を簡単にまとめると、

テーパリングは年内、

ただし利上げに関してはまったくの未定、

ということでした。

事前に予想されていた内容とほぼ同じかな~という感じですが、

利上げ時期を意識するような動きが以前の相場に少しあったので、

ここの期待感がちょっとだけ裏切られた、というところでしょう。

ひとつの大きなイベントを超えましたが、

材料もなくなったのでドル円の方向性は定まらないまま。

為替はこんな冴えない感じでも、ナスダックやS&P500は史上最高値を更新しています。

利上げがまだ遠い、ということが市場に安心感を与えたのかもしれませんね~

そんななか、ドル円もちょろっと上げる場面もあるのですが・・・

あっさり潰されてしまいます。

直接の原因はADP雇用統計ですね。

米ADP民間雇用、8月は37.4万人増 予想大きく下回る(ロイター)(注1

予想の半分程度の数字だったみたいです。

雇用の伸びがここのところかなり鈍化しているのが気になります。

これが上がってこないとドル円の上昇もないですから・・・

そしてADPがあったということは、そう、今週末は雇用統計です。

早いですね~

雇用統計はADPとそれほど相関関係にはないそうですが、

ここのところ経済指標はあまりパッとしない結果が続いています。

それを見越してか、ドル円の雰囲気も垂れ気味・・・

もう一段、下も覚悟しておくべきかもしれないですね。

ドル円が冴えない中で、裏で大きな動きを見せているのがユーロドルで す。

ユーロ高ドル安が進行しています。

本来、ドル円とユーロドルは逆相関が強く、

ユーロドルが上がれば、ドル円は下がらないといけませんが、

御存知の通り、ドル円はほとんど動いてません。

これはリスクオンでドル安と円安、

リスクオフでドル高と円高というように、ドルと円がまったく同じ方向に動いてるからですね。

昨年、コロナで大混乱に陥った時にも見られたコロナムーブです。

結局、いまの相場にのしかかってるのは、コロナの先行きへの不透明感なのかもしれませんね。

では

次回をお楽しみに!

■■■■脚注■■■■

(注1)ジャクソンホールのパウエル議長、何が良かったのか(幻冬舎ゴールドオンライン)

(注2)米ADP民間雇用、8月は37.4万人増 予想大きく下回る(ロイター)

こちらより口座開設
無料の$20または2000円を獲得
こちらより口座開設
日本語で登録可
MIFID
FSP
Metaquotes
Verisign