52週目となりました!ブル・ベアパワートレード!
孝之(タカユキ)です!
大きな期待をかけていたジャクソンホール会議でしたが、
事前の盛り上がりには欠けました。
それでもサプライズがないかなあ・・・なんて思っていましたが。。。
やっぱり何も起きませんでした!
はぁ・・・
というかちょっと期待されてたぶん、下げ気味になってますね。
ジャクソンホールのパウエル議長、何が良かったのか(幻冬舎ゴールドオンライン)(注1)
会議の結果を簡単にまとめると、
テーパリングは年内、
ただし利上げに関してはまったくの未定、
ということでした。
事前に予想されていた内容とほぼ同じかな~という感じですが、
利上げ時期を意識するような動きが以前の相場に少しあったので、
ここの期待感がちょっとだけ裏切られた、というところでしょう。
ひとつの大きなイベントを超えましたが、
材料もなくなったのでドル円の方向性は定まらないまま。
為替はこんな冴えない感じでも、ナスダックやS&P500は史上最高値を更新しています。
利上げがまだ遠い、ということが市場に安心感を与えたのかもしれませんね~
そんななか、ドル円もちょろっと上げる場面もあるのですが・・・
あっさり潰されてしまいます。
直接の原因はADP雇用統計ですね。
米ADP民間雇用、8月は37.4万人増 予想大きく下回る(ロイター)(注1)
予想の半分程度の数字だったみたいです。
雇用の伸びがここのところかなり鈍化しているのが気になります。
これが上がってこないとドル円の上昇もないですから・・・
そしてADPがあったということは、そう、今週末は雇用統計です。
早いですね~
雇用統計はADPとそれほど相関関係にはないそうですが、
ここのところ経済指標はあまりパッとしない結果が続いています。
それを見越してか、ドル円の雰囲気も垂れ気味・・・
もう一段、下も覚悟しておくべきかもしれないですね。
ドル円が冴えない中で、裏で大きな動きを見せているのがユーロドルで す。
ユーロ高ドル安が進行しています。
本来、ドル円とユーロドルは逆相関が強く、
ユーロドルが上がれば、ドル円は下がらないといけませんが、
御存知の通り、ドル円はほとんど動いてません。
これはリスクオンでドル安と円安、
リスクオフでドル高と円高というように、ドルと円がまったく同じ方向に動いてるからですね。
昨年、コロナで大混乱に陥った時にも見られたコロナムーブです。
結局、いまの相場にのしかかってるのは、コロナの先行きへの不透明感なのかもしれませんね。
では
次回をお楽しみに!
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