54週目となりました!
ブル・ベアパワートレード!
孝之(タカユキ)です!
狭いレンジの往復が続くドル円ですが、
そろそろ次の動きが出るんじゃないかな、という雰囲気も濃くなってきています。
もうかなりの期間、50日線に絡んでの動きになっており、
テクニカル的には大相場の前の集束といったように見えますね。
ユーロドルのほうも、大きなうねりの末に50日線に戻ってきており、
ユーロ、ドルの両方も次の動きをうかがう位置についています。
現在の市場のトピックは次のFOMCです。
ここでテーパリングが開始されるのか、
それとも、11月のFOMCに先送りされるのかが焦点ですね。
最近の経済指標が良くないので、市場予想は先送りに傾いており、ドル円も下げ気味なのですが、
期待も混在しているのか、ドル円は上昇することも多いです。
あと、米卸売物価指数という指標がかなり良かったようですね。
と思ったら、発表された米消費者物価指数が悪くて下げ。
ここ最近の傾向として企業側の数値はそこそこなのに、
消費がイマイチというふうにも思えますね。
しばらくはこういう感じで往復するのかなあ・・・
しかし、ここでまた予想を裏切る動きが!
いきなり安値を切り下げてどーんと下げました。
下の買いポジションを割り込む下落です。
ブルパワーが0を割り込んでおり、買いサインが点灯しています!
これはチャンス!と思ったのですが、下げの原因を調べてびっくり!
崖っぷちの中国恒大集団、待ち受ける幾つかの危機シナリオ(ロイター)(注1)
もう長い間、中国が抱えている爆弾とされてきたのが不 動産バブルですが、
それがとうとう弾けそうだというのです。
これはあとあと長期化する可能性もあるので、ここでの買いは控えることに・・・
ところが、下げは長期化せずに1日で全戻しとなりました。
不動産での問題ということで
世界の金融システムへの連鎖の可能性は低いということらしいですが・・・
ただ、例のリーマン・ショックも発端は、
サブプライムローン問題という不動産関連の焦げ付きだったんですよね。
しかもリーマン・ショックが起きるまで1年くらいのブランクがあったように記憶してます。
いきなり大問題にはならないと思いますが、ある程度は意識しておいたほうがいいかも・・・
では
次回をお楽しみに!
■■■■脚注■■■■