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更新: 2021年10月11日

【とうとうドル円の均衡が崩れた!?】ドル円大幅上昇の原因とは・・・?

56週目となりました!ブル・ベアパワートレード!

孝之(タカユキ)です!

中国の不動産大手、恒大集団のデフォルトという懸念材料もありましたが、

FOMCでテーパリングの開始と、この先の利上げが示唆されたことで、

一気にドル円は上昇し始めました!

長らくの壁であった110.45をようやく突破し、さらに上をうかがう勢いですね!

ただし、ベアパワーは0を突破しており、

売りサインである爪の振り上げが出ています。

急激な上昇で相場に過熱感が出始めているのは確かですね。

いま、2つの買いを持っているのですが、

念の為、上の方の買いだけを解消してしまいます。

下の本命の買いは残します。

こう見ると解消するほうのポジションはスワップのマイナスで利益が半減ですね・・・

買いでもマイナススワップなのはつらいところ。

アメリカの利上げが進めばこんなこともなくなるんですけどね。

やはり、ドル円の上昇は止まらず、

目下の上値メドである111円に到達!

上がるときは本当に一瞬ですね。

特に材料があったわけではないのですが、

いまはとにかくアメリカの金利が上昇しており、

それに引っ張られるかたちでドル円は上がっています。

米株と長期金利の上昇が導くドル高(ロイター)(注1

コロナ以降、円とドルは同じ方向を向く通貨になっています。

両方の通貨がリスクオンで売り、リスクオフで買い、となるので、

ドル円は相対的にあまり動かないのです。

ですが、今回はドルの側だけに金利上昇という要素がプラスされたため、

ドルが強く買われてドル円の均衡が崩れました。

これがいきなり大きく上がった理由ですね。

ここから考えるべきは、

上昇が続くのか、それとも、レンジが上に移動しただけなのか?

ということです。

とりあえず、最初の天井を確認し、次のアタックでそこを抜けるかどうかが 重要ですね。

抜けたら上昇は継続。

ダメならまたレンジ・・・となるかもしれません。

112円にタッチしたところで、一回目の調整が入りました。

買い場としては、次にこの112円を抜けたところか、

ここから下がって、ブルパワーが0を割ったあたりを予定してます。

ドル高についてですが、

ユーロドルを見ると、既にこれまでの長期間維持してきた安値を突破しており、

ドル高はさらに進みそうにも見えます。

恒大集団というリスクには気をつけつつ、積極的に買っていきたいですね!

では

次回をお楽しみに!

■■■■脚注■■■■

(注1)米株と長期金利の上昇が導くドル高(ロイター)

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